広告 カナダで介護学生

【カナダで介護士】主婦の経験を活かすHCAコース完全ガイド

2025-08-11

当ページのリンクには広告が含まれています

 はじめまして、カナダの高齢者ケアホームで介護士(Resident Assistant)として働いているTofu【@eigodekaigo】です。X(旧Twitter)とInstagram、noteでは、日々の気づきやカナダの暮らしとヘルスケアに役立つ情報を発信しています。もしよろしければ、ぜひフォローして、保存していただけると嬉しいです!(プロフィールリンク参照)

 「カナダで働きたい。でも英語も自信がないし、私にできる仕事なんてあるのかな?」

 カナダに結婚移住し、ふと将来のことを考え始めたあなたへ。実は、あなたの“家族を支えてきた経験”は、カナダの介護の現場でとても求められています。Health Care Assistant(HCA)は、思いやりや気づかいが何より大切なお仕事。家庭での介護や子育ての経験は大きな強みになります。

 この記事では、介護歴10年以上の筆者が、BC州でHCAになるための方法を、分かりやすくご紹介します。

Tofu

カナダで「自分らしく働く」第一歩を、一緒に踏み出してみませんか?

カナダで介護士として働くには、HCAコースが第一歩

HCAとは?カナダでの役割と需要

 HCA(Health Care Assistant)は、カナダの高齢者施設や病院、在宅ケアの現場で欠かせない存在です。主な役割は、投薬、食事や入浴、移動のサポート、日常生活のケアなど。身体的な介助だけでなく、心のケアも大切な仕事です。

 高齢化が進むカナダではHCAの需要が年々高まっており、特に日本人のように丁寧で思いやりのある対応が求められる現場で重宝されることが多いです。英語が完璧でなくても、真摯な姿勢や経験が評価される仕事です。

州ごとに異なる介護士の呼び名と資格制度

 カナダでは、介護士の呼び名や資格制度が州によって異なります。たとえば、BC州では「Health Care Assistant(HCA)」、オンタリオ州では「Personal Support Worker(PSW)」と呼ばれており、それぞれに対応したコース内容や認定制度があります。また、同じ州内でも職場によって呼び方が異なる場合もあるため、混乱しやすい点でもあります。

 BC州で介護士として働くには、州が認定したHCAプログラムを修了し、Care Aide & Community Health Worker Registryへの登録が必須です。

Tofu

まずは、今お住まいの州の制度に合わせて、必要な資格をしっかり確認することが第一歩となります。

HCAになるための条件と英語力の目安

 BC州でHCA(Health Care Assistant)になるには、政府認定のプログラムを修了し、Care Aide Registryに登録することが条件です。

 入学時には英語力の証明が求められ、多くの学校でCLB(Canadian Language Benchmark)7相当、またはIELTS 6.0以上を目安としています。ただし、学校によってはサポート付きの英語クラスなども用意されているので、英語に不安がある方も心配はいりません。まずは各校の入学条件をチェックして、自分のレベルに合った学校を選ぶことが大切です。

主婦や家族介護の経験が評価される理由

 主婦や子育ての経験、家族の介護をした経験は、HCA(Health Care Assistant)を目指すうえで大きなアドバンテージになります。

 なぜなら、実際の介護現場で求められるのは、技術以上に「相手を思いやる姿勢」だからです。ケアに慣れている人は、相手の小さな変化にも気づける力があります。

カナダの主な職場とHCAの働き方

 HCA(Health Care Assistant)の職場は、長期ケア施設(Long-Term Care)、アシステッドリビング、病院、在宅ケア(Home Support)など多岐にわたります。

 仕事内容は職場によって異なりますが、共通して求められるのは「利用者の生活の質(QOL)を支えるケア」です。勤務形態はフルタイム、パートタイム、カジュアル(単発勤務)とさまざまで、子育てや家庭と両立しやすい働き方が可能です。自分のライフスタイルに合わせて選べるのも、HCA(Health Care Assistant)の魅力です。

HCAとして働くための登録・認定制度(BC Care Aide Registry)

 BC州でHCA(Health Care Assistant)として働くには、「BC Care Aide & Community Health Worker Registry」への登録が必須です。この登録は、雇用主が応募者の資格と背景を確認するための重要な基準となっています。

 認定プログラムを修了し、犯罪歴チェック(Criminal Record Check)などを通過することで登録が可能です。登録されていないと、正規の介護士としては採用されないため、HCA(Health Care Assistant)コース修了後のステップとしてとても大切です。

サンドイッチ世代にも向いている理由

 「子どもの世話が落ち着いたと思ったら、今度は親の介護が始まりそう」、そんな“サンドイッチ世代”の女性にこそ、HCAという働き方はぴったりです。

 なぜなら、介護を学びながら、将来の家族ケアにも備えられるからです。また、パートタイムやカジュアル勤務を選べば、自分や家族の都合に合わせたスケジュールで働けるのも魅力。経験が積めば、さらに柔軟な働き方も可能になります。

カナダBC州で受講できるHCAコースの選び方

公立カレッジと私立校の違いと特徴

 BC州では、HCA(Health Care Assistant)コースを提供しているのは公立カレッジと私立の専門学校の2種類があります。

 公立カレッジは学費が比較的安く、就職にも強い信頼がありますが、入学時期が限られており、人気校はすぐに定員が埋まってしまうことも。一方、私立校はスタート時期が柔軟で、少人数制や日本語サポートがある場合もありますが、学費は高めです。どちらが良いかは、自分の予算・英語力・通学スケジュールに合わせて選ぶのがポイントです。

Tofu

私の時は公立カレッジ(Vancouver Community College)で、ウエイティングリストに載ってから、入学許可が下りるまで8カ月以上かかりました。

入学に必要な英語レベル

 HCA(Health Care Assistant)コースに入学するには、英語の基礎力(リスニング・スピーキング・リーディング・ライティング)が求められます。目安はCLB(Canadian Language Benchmark)レベル7以上、もしくはIELTSで平均6.0(各スキル5.5以上)が多くの学校で基準となっています。

 ただし、英語に不安がある場合も、学校によっては英語力準備コースが可能な場合も。今の自分のレベルを知り、必要に応じて語学サポートを活用しましょう!

通学期間・費用・コース内容の比較

 HCA(Health Care Assistant)コースの通学期間は、公立カレッジでは約6〜8か月、私立校では短期集中型で4〜6か月程度のプログラムもあります。

 費用は、公立で約$4,000前後、私立では$8,000以上が一般的です(2025年現在)。内容は、基礎知識、認知症ケア、身体介助などを学ぶ座学に加え、実技演習もしっかり含まれています。

 英語に不安がある方でも、ESL(英語サポート)付きのコースを選べば安心です。学習スタイルや生活状況、予算に合った学校選びをすることで、無理なく学びを続けられます。比較検討の際は、実習先のサポート体制や卒業後の就職支援もチェックすると良いでしょう

実習(Practicum)の流れと受け入れ先の種類

 コースには、数週間の実習(Practicum)が組まれています。実習は高齢者施設(アシステッドリビングやロングタームケア)やホームサポートの現場で行われ、リアルなケアを体験できます。

 インストラクターが同行する期間と、単独で実践する期間に分かれ、現場での言語や文化の壁を越える力が養われます。実習先は学校が手配してくれるのが一般的です。

Tofu

私の実習先は、比較的ケアが軽い施設、重い施設、そして地域のレスパイトセンターでした。

主婦や家族介護中の方に合うスケジュール例

 子育てや家族介護をしながら通学するには、スケジュール選びが重要です。公立カレッジでは週3〜5日の通学で、日中のみの授業が多く、夕方以降は家庭の時間を確保できます。

 私立では集中講座形式で短期に学ぶことも可能。一部の学校ではパートタイムやオンライン授業との併用もあり、柔軟に学べる環境が整っています。自分の生活に合わせたペースで学べるかどうか、事前にしっかり確認して選びましょう。

卒業後の就職支援とレジュメ・面接対策

 カレッジによっては、卒業後の就職サポートも充実しています。レジュメの書き方やカバーレターの添削、面接練習のワークショップが用意されており、初めてカナダで働く人にも心強い支援があります。

 実習先での印象が良ければ、そのまま雇用につながるケースも少なくありません。ネットワーク作りや就職イベントの紹介など、コース修了後すぐに現場で働ける環境が整っている学校を選びましょう!

家庭と介護の経験がHCAで強みになる理由

家族介護経験が“現場力”に変わる理由

 家族介護では、相手の体調や気持ちの変化を日々見守り、必要に応じて食事や排泄、入浴などのケアをおこないますよね。この経験は、HCA(Health Care Assistant)の現場で求められる「観察」「判断」「迅速な対応」の力につながります。

 例えば、入居者の顔色や動作の変化にいち早く気づけるのは、日常的に身近な人をケアしてきたからこそ。さらに、医療スタッフや他の家族との連携も、家庭介護で自然と身についているスキルです。現場では資格だけでなく、こうした実体験に基づく対応力が信頼され、入居者との距離を縮める大きな強みになります。

主婦の観察力・気づかいが活かされる場面

 主婦業は、家族一人ひとりの好みや体調、生活リズムを把握し、先回りして動くことの連続です。この「観察力」「気づかい」は、HCA(Health Care Assistant)の現場でも大きな武器になります。

 食事の進み具合から食欲や体調を読み取ったり、服の選び方や部屋の温度調整など、快適に過ごせる環境づくりに役立ちます。また、相手の言葉にならないサインを察知し、声をかけたり支援する姿勢は、入居者や同僚からの信頼を生みます。日常の家事で培った気づかいは、現場での小さな心配りになり、それが大きな安心につながります。

子育てで身につけたスキルも立派な強み

 子育ては、体力・忍耐力・柔軟な対応力を総合的に鍛える場です。子供の泣く・笑う・駄々をこねるなど感情の起伏に寄り添いながら、安全を確保し、生活リズムを整える経験は、そのまま高齢者ケアに応用できます。

 認知症の方の感情の揺れに穏やかに対応したり、日課や環境を整える工夫は子育て経験者が得意とするところです。さらに、限られた時間や予算で効率よく動くマルチタスク能力も現場で重宝されます。子育てで身につけた力は、HCA(Health Care Assistant)の仕事で活きる“隠れたプロスキル”です。

「人の役に立てる喜び」がやりがいになる

 家庭や子育て、家族介護の中で「ありがとう」と言われる瞬間は、大きな励みになります。HCA(Health Care Assistant)として働く中でも、入居者の笑顔や感謝の言葉は、日々の疲れを吹き飛ばす力になります。特に、家庭経験がある人は、人の役に立てること自体に喜びを感じやすく、その感覚が仕事の継続や成長意欲につながります。

 「誰かの生活や人生を少しでも楽に、安心にできる」——そんな実感がやりがいになり、忙しい日々の中でも前向きな気持ちで働けるのです。喜びはモチベーションの源泉です。

介護スキルは親の介護にも役立つ

 HCA(Health Care Assistant)として学んだ知識や技術は、自分の家族、特に親の介護にも直接役立ちます。体位変換や移乗、食事介助、服薬管理など、現場で習得したスキルは在宅介護にも応用可能に!

 さらに、カナダの医療や福祉の制度に関する情報も得られるため、必要な支援を適切に利用できるようになります。将来的に親の介護を担う可能性がある人にとって、HCA(Health Care Assistant)で得た経験は「自分と家族を守る力」に変わります。

Tofu

仕事を通じて得たスキルが、家族の生活の質を高める財産になりますよ!

サンドイッチ世代が無理なく続ける働き方

 子育てと親の介護を同時に担う「サンドイッチ世代」にとって、HCA(Health Care Assistant)の仕事はフルタイムだけでなくパートタイムやカジュアルシフトなど柔軟な働き方が選べるのが魅力です。自分の生活リズムや家庭の状況に合わせてシフトを組めるため、無理なく長く続けられます。

 また、家庭での経験がそのまま仕事に活かせるため、ブランクがあっても復帰しやすいのも特徴です。家族の時間を守りながら働ける環境は、心身の負担を減らし、仕事と家庭の両立を可能にします。

まとめ

 カナダに移住し、家族を支えながら過ごしてきた年月は、決して「職歴がない」時間ではありません。主婦として培った家事力、母としての観察力や対応力、そして時には家族介護者として磨いた思いやりは、HCA(Health Care Assistant)の現場で即戦力となる大切な経験です。

 カレッジ選びや英語力への不安があっても、今のあなたのままでスタートできる道はあります。私も最初は英語に自信のない主婦でしたが、一歩踏み出したことで介護士としてのやりがいを感じ、10年以上現場で働き続けています。 

Tofu

あなたのこれまでの歩みは、きっと力になります。焦らず、自分のペースで進んでいきましょう。私は同じ道を歩んだ仲間として、心から応援しています!

PVアクセスランキング にほんブログ村

-カナダで介護学生
-,